演劇部
プラネタリウム演劇公演
令和7年3月22日(土)
DENZAI環境科学館・プラネタリウム室におきまして、本校演劇部による「お父さんが黄泉がえったらバケモノになっていた」を上演いたしました。演劇とプラネタリウムのコラボで、ご覧いただいた満員のお客様に楽しんでいただけました。ご来場いただいた皆様、環境科学館の皆様、部員保護者の皆様、ご支援ご協力ありがとうございました。
【あらすじ】
娘を残して無念の死をとげた父親。数年後、特別な許可をもらって娘に会いに行く。ただし、元の姿ではない。正体を明かすことは禁止。娘に気づかれたらそこで終わり。でも娘のことを知りたい。自分の思いを伝えたい。父と娘の物語です。
全道大会上演
令和6年11月15日(金)
小樽市民会館において第74回全道高等学校演劇発表大会において室蘭地区を代表して本校演劇部が上演しました。本番に合わせ練習を重ねてきた成果を発揮し満足できる舞台となりました。保護者の方々をはじめ、ご協力いただいた皆様方に感謝と御礼を申しあげます。ありがとうございました。
上演作品
「山椒魚」原作:井伏鱒二
脚色:室蘭清水丘高校演劇部
生徒講評委員よりコメントいただきました。
(※各支部から1名ずつ選出された演劇部部員で構成されています。)
孤独や自由とは何か。山椒魚は水の中の岩陰から出ることができず、孤独で不自由な思いを抱えている。生きた化石と呼ばれ、昔から姿の変わらない山椒魚。それは、変わらない、長い苦しみの隠喩表現ともとれる。対照的に、メダカやミズスマシが岩の外を自由に泳ぐ姿が描かれる。衣装も、山椒魚のそれは黒っぽく岩のような硬い質感をイメージさせるが、エビなどの生き物たちは、幻想的で色のある衣装をまとって自由を感じさせる。しかし、外で泳げることが必ずしも自由であることではないのだと、蛙がミズスマシを追いかけても捕らえられないことから伝わってくる。ミズスマシには、山椒魚を見下して売るように見える描写もあった。山椒魚がいる岩を取り囲むようにたれる水草のセットも見下しているような、あるいは檻のような、山椒魚を孤立させ孤独感を覚えさせるものになっている。文語体で話される山椒魚のセリフは、衣装同様堅いイメージをもたせる。舞台が真っ暗になり、山椒魚の嘆きの声だけが聞こえるシーンからは、暗い水底で、ただ一人耐え忍ぶことしかできない山椒魚の苦しみがよく伝わってきた。
終盤、山椒魚は蛙と言い合った後に、本当は一人が嫌で友達が欲しいという自分の心にようやく気づく。山椒魚は、狭い中でしか生きることができなくなった人間のようだ。山椒魚にとって語り手は、「自分自身の心」であるという見方と「閉鎖空間で自分が生み出した想像上の話し相手」であるという二つの見方があった。孤独で不自由な自分を一番バカにしているのは自分である。だとか、情けない自分を奮い立たせようと声をかけるのも自分だ、などの様々な意見がでた。一方で蛙は、寄り添う人のことを表しているのだと感じられた。しかし前述の通り、蛙も自由ではない。寄り添う人もまた、孤独を感じている。この劇中に出てくる山椒魚も蛙も「人間らしい」が、しかし「人間ではない」。水底に生きる二つの生物の、決して擬人化ではない二人が作る物語だからこそ表現できる孤独がある。生演奏のピアノが作る繊細だが単調な音が、水の中の静けさ、孤独な様子をさらに際立たせる。
「人間らしい」という指摘は、現代社会に通ずるような話であるから出た言葉だ。自由なはずの社会の中で、どこか閉塞感を感じる私達が望む完璧な理想の自由は、実在しないのかもしれない。
全道大会リハーサル
令和6年11月14日(木)
本番前日のリハーサルです。1963年に建てられ小樽市民会館は古さの中にも情緒がある建造物です。全道から集まった各校の演劇部員による交流会で緊張がほぐれてきました。
15日16時40分から最高の芝居を演じます。
全道大会直前
令和6年11月12日(火)
11月15日~17日の日程で第74回全道高等学校演劇発表大会が小樽市民会館で開催されます。最後の調整を確認して本番に臨みます。全道から17校が参加し、11月15日(金)16:40から本校演劇部が上演いたします。
上演日時 令和6年11月15日(金)16:40~
上演場所 小樽市民会館(小樽市花園5ー3-1)入場無料
上演作品 山椒魚 原作:井伏鱒二
脚色:室蘭清水丘高校演劇部
高文連全道大会へ!
令和6年10月6日(日)
全道大会へ!
伊達市だての杜カルチャーセンター視聴覚室において、「台74回高文連室蘭支部演劇発表大会」の結果発表と審査員講評がありました。審査の結果優秀賞をいただき、室蘭支部代表校として全道大会に参加することが決定しました。審査員の方々からご講評をいただき、参加作品「山椒魚」を再度練り直し、11月15日から小樽市民会館で開催される全道大会の舞台に立ちます。影ながら支えていただいた部員保護者の皆様、ご来場並びに応援していただいた皆様、誠にありがとうございます。引き続き応援をよろしくお願いいたします。
【部長コメント】
見にきてくださった方々、応援してくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。全道大会で、もう一度「山椒魚」で舞台に立てることを大変嬉しく思っています。どんな結果であれ5人で演じられる最後の舞台なので、精一杯楽しみたいと思っています。どうか応援よろしくおねがいします!
高文連支部大会上演
令和6年10月5日(土)
伊達市だて歴史の杜カルチャーセンター大ホールにおいて「第74回高文連室蘭支部演劇発表大会」が開催され、文豪井伏鱒二氏の作品を本校演劇部が脚色し上演しました。5名の部員の総力を発揮し、楽しく演じることができました。お忙しい中、ご来場いただきありがとうございました。
高文連本番前
令和6年10月4日(金)
翌日に本番を迎え、伊達市だての杜カルチャーセンター大ホールにおいてリハーサルをおこないました。舞台に大道具を配置し、役者の動きに照明・音響・衣装を合わせながら細かく調整しました。本番では最高の舞台を演じます。是非ご来場ください。
プラネタリウム演劇公演
令和6年3月24日(日)
室蘭市DENZAI環境科学館において、プラネタリウム演劇公演「遥か遠くにいる君へ」(創作劇)を上演しました。
宇宙人と女子高生とのファンタジーメルヘンの内容です。プラネタリウム投影とのコラボレーションで幻想的な公演を楽しんでいただきました。
お忙しい中、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
【部員生徒のコメント】
・お客さんとの距離が近い分、迫力がうまく伝えられたと思う!
笑ってくれたのがいちばんの救いです
・お客さんの反応が直にわかり、楽しんで頂けたことが伝わってきて良かったです
・お客さんがリラックスして反応してくれたのが嬉しかったです。
プラネタリウムでしか出来ない公演に出来たので良かったです。
・「大変だな」と思うことは多かったけど、楽しんでいただけてよかったです。
(令和6年3月25日北海道新聞掲載)
高文連支部大会
高文連支部大会(10/4~10/6@伊達市)に参加し、最優秀賞(ただし全道推薦はなし)を受賞しました。
登別明日と最優秀/優秀と分けるほどの差がないとのことで、両校最優秀という結果でした。役者の台詞がしっかり客に届いていたとの評をいただきました。難しい二人劇に挑戦した脚本も評価され、脚本を手掛けた2年次生が「創作脚本賞」をいただきました。また、支部代表生徒好評委員に選ばれ、11月帯広で行われる全道大会に出場することになりました。
第71回高文連全道演劇大会
第71回高文連全道演劇大会
演劇部が第71回高文連全道演劇大会に参加しました。
11月12日~14日に伊達市歴史の杜カルチャーセンターでの
全道大会に出場し奨励賞をいただきました。
このことについては北海道教育委員会のホームページ( ここをクリック )をご覧ください。
このことについて、下記リンク先をご覧ください。
令和7年度
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